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ヨシザキのつぶやき
奇跡のリンゴ栽培農家 木村秋則さんの生き様に「演繹法的アプローチ」を感じた夜
- 2010年2月17日(水)
去る1月22日、リージョンプラザ上越コンサートホールにて完全無農薬自然栽培リンゴ農家、木村秋則さんのお話を拝聴してまいりました。
冒頭、前歯がないことを聴衆に詫びられた木村秋則さんでしたが、その後堰を切ったようにご自身の半生を語り始めました。
「私はバカですから…」とご自身を語る木村さん。
完全無農薬、無肥料、無除草剤という日本のリンゴ栽培の常識を全否定することをやってのけた木村秋則さんの話し方は、朴訥とした語り口なのですが、一言一言に力があり、心までズンズンと伝わってきます。また木村秋則さんは言い切る形でお話ししているので、非常に明解でした。
死を覚悟した山中で木村さんが得た「直感」は、「すべての作物にとっての最高の状態とは、土の中(土と土壌微生物群)、土の上(大気)、一緒に育つ他の植物との完全な調和である」(大前提)というものだと推察されます。そして、木村さんは11年という途方もない歳月と極貧状態を耐えながら、その大前提を「観察/仮説/実験/検証」し、「奇跡のリンゴ」として実証に至りました。
ファシリテーター吉崎は、木村秋則さんの生き様から「直感/仮説/検証」という演繹法的アプローチを感じました。そして「リンゴを取り巻くすべてのものとの完全な調和が、リンゴに取っての最高の状態」という「仮説」は、そのまま「組織と個人」、または「社会と組織」という関係性に置き換えられるのではないかと思いました。
久しぶりに達観された方のお話を聴けて身も心も洗われるような気分です。「至誠至天」を貫こうとされる木村秋則さんと国内外の共鳴者の方々に敬意を表したいと思います。ありがとうございます。
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人と組織の力を高める人材開発情報誌「企業と人材 」に原稿が掲載されました。
- 2010年1月20日(水)
昨年の10/29、受信メールに見慣れぬ人の名前を発見、さっそくクリック! それは「企業と人材」という雑誌の編集者、K木さんから執筆依頼メールでした。
「企業と人材」は企業の人材育成・教育に関する情報を扱う専門情報誌ということで、まず発行元である産労総合研究所のウエッブページを確認しました。
驚いたことに「企業と人材」の創刊は昭和43年(1968年)であり、毎号約74頁にもおよぶ専門情報を月2回(5日、20日)定期購読契約者に対して発行されている伝統と実績のある専門情報誌ということがわかりました。
そんな情報誌の「教育コンサルタントの自画像」というコーナーへの執筆依頼…それも2,500字というボリューム。メールをいただいた10月末は11~12月に研修依頼がつづいていたこともあり、ご依頼を受けるかどうか正直迷いました。正確には「腰が引けた」ということだと思います。
しかし、K木さまからの依頼メールにあった一文に目がとまりました。
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たいよう ばんざい ざいざいざい NHKスペシャル「ふしぎがり〜まどみちお百歳の詩〜」に感動!
- 2010年1月3日(日)
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。
お笑い番組ばかりが目立つ新春特番でありますが、「第86回東京箱根間往復大学駅伝競走」(詳しくはこちらから)とNHKスペシャル「ふしぎがり〜まどみちお百歳の詩〜」(詳しくはこちらから)には心が洗われました。
中でも百歳を迎えた詩人・まどみちおさんの日常を追ったNHKスペシャルは、先生の衰えることを知らない瑞々しい感性を、詩と創作のエピソードを織り交ぜながら紹介する、すばらしい番組でした。
まどみちおさんはご自身を「ふしぎがり」といい、日課の散歩では木々のざわめき、陽の光、虫たちの営みや水面をゆらす魚の動き等々、森羅万象に興味をもたれ、感じたことはすぐ「言葉」にされます。
知らない人がいないであろう童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」、「ふしぎなポケット」、「いちねんせいになったら」の作詞者であるまどみちおさんを、詩人の谷川俊太郎さんは「顕微鏡の目と望遠鏡の目をもつ詩人」と称していました。引き合いに出したのはイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクの以下の詩でした。
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あなたが輝き続ければ、きっと世界が変わる!…09年大晦日によせて
- 2009年12月31日(木)
平成21年(2009年)大晦日にあたり、カチラボをご覧頂いた皆様方に心から御礼申し上げます。
また県内各地で主催した私のセミナーにご参加頂いたのべ80名の皆様、様々な団体や企業、機関からのご依頼で研修講師としてお会いした500名を超える皆様、そしていつも身近で私を見守り、叱咤激励を与えて下さる皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
様々な出会いやタイミングが重なり、今年私は会議ファシリテーターとして起業いたしました。家業である小売業に従事して約20年、まったく新しい事業への挑戦は当社にとっても「第二創業」という位置づけになりました。
人生の折り返し地点を過ぎ、老いというものを感じるようになった私は、残りの人生をいかに生きることができるか、どう生きるべきかを考えるようになりました。そんな時出会った言葉があります。
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「プロッキー詰替え用インクと替芯」でエコロジカルなファシリテーターに
- 2009年12月12日(土)
ファシリテーター吉崎がいつもセミナーや講座、仕事で愛用している三菱鉛筆の水性顔料マーカー「ユニ・プロッキー(uni PROCKY)」。
ファシリテーション・グラフィックやワークショップなどセミナーでは「ユニ・プロッキー太字角芯+細字丸芯タイプ(PM-150TR)」の8本セットを、そして個人的なファシリテーション・グラフィックやマインドマップ作成には「細字丸芯+極細(PM-120T)」の8本セットを愛用しています。
今年ライバルのゼブラから「紙用マッキー」が発売されました。プロッキーを凌駕する20色というバリエーションは魅力的です。しかし、ヘビーユーザーの私は紙用マッキーの「キャップの着脱」に違和感を感じたため、今のところ乗り換える予定はありません。それにファシリテーター吉崎にとって、色数が多いことはそれほど魅力的なことではありません。なぜならファシリテーション・グラフィックは芸術作品ではなく、発散を記録する為の手段に過ぎないからです。
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- ファシリテーター 吉崎利生
新潟県妙高市在住のファシリテーター吉崎利生が発信しています。
皆さんのビジネスの現場や地域を元気にします。
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