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ヨシザキのつぶやき
「寛容の世界」多田富雄さんのメッセージから繋がった古代ローマの理想「クレメンティア(寛容性)」
- 2010年7月2日(金)
2010年6月24日夜のNHK総合「ニュース7」で紹介された故多田富雄(世界的免疫学者であり文筆家 1934-2010)さんのメッセージに衝撃を受けました。
「長い闇の向こう側に希望が見えます。寛容の世界が広がっています。」
2001年に講演先で右半身不随となり、その後懸命なリハビリを続けられた多田さんですが、今年4月21日に前立腺がんでお亡くなりになりました。先のメッセージは亡くなる少し前に、目の動きだけで入力できる特殊な機械を使い、多田さんが残されたメッセージです。
「寛容」とは免疫学でよく用いられる言葉だそうです。対になるのは「排除」。どちらも異物から体を守る働き、免疫反応です。異なるものに対して、徹底的にやっつける、無かった状態にする免疫反応が「排除」ですが、異なるものを一旦受け入れ、共存共栄を図ろうとする免疫反応を「寛容」と言うそうです。
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「批判してくれた人も僕らにとっては大切な存在…」本田圭佑選手から感じる自己評価の軸出し
- 2010年7月1日(木)
我らが「侍ジャパン」のワールドカップが終わりました。
戦いを進める毎に強くなっていくチームを象徴していたのは、岡田監督はじめ選手のコメントだったと思います。
「チームワーク」「チーム一丸」「選手やスタッフ全員が気持ちを一つに…」等、生成的な発言が日を追うごとに目立っていきました。
そして6/29、パラグアイに破れた後、今大会を振り返った本田圭佑選手のコメントはとても印象的でした。
応援してくれた人も批判してくれた人も
僕らにとっては大切な存在…
本田選手は名古屋グランパス時代からオランダリーグ、そして現在はロシアで活躍する選手であることは皆さんもご承知でしょう。
現状に満足することなく常に新しい目標を求める本田圭佑選手。彼の自己成長を促す自己評価の軸出しをこのコメントから伺い知ることができました。
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10/05/17 「学校とNPOを繋ぐ〜地域活動体験コーディネーター研修〜」ご報告
- 2010年6月9日(水)
新潟県では「地域活動体験コーディネーター設置事業」が昨年より始まり、県下のNPO中間支援組織4団体(都岐 沙羅パートナーズセンター、新潟NPO協会、中越 復興市民会議、くびき野NPOサポートセンター)に8名が配置され、各地で活発に活動 しています。
この場合の「地域活動体験コーディネーター」とは、新潟県内で活動する、主に小中学校の子ども達と地域のNPOとを繋ぎ役を指します。
各地域のNPO団体が取組んでいる活動と、学校の総合学習のニーズを把握し、コーディネートすることで、子どもたちの地域活動体験を促進させ、「地域の人やモノ・コトとの絆づくり」や「社会参画への促進」を目指しております。
この事業のように、学校の機能や付加価値を地域や市民団体との連携で高めて行こうとする取り組みは、社会教育分野の大きな流れでもあります。(文部科学省の「学校支援地域本部事業」など)
ファシリテーター吉崎は、昨年は上越市教育委員会の「学校ボランティア・地域コーディネーター研修(全4回)」を行いました。今年も学校と地域の連携をテーマとした研修を受託し、何かご縁を感じております。
ファシリテーター吉崎がご提案させていただいた研修テーマは「顧客創造とサービスの商品化」です。「マーケティング」と「イノベーション」という視点からプロセスデザインを構築しました。「マーケティング」については現状分析を3Cの視点からしっかり行い、コーディネーターがテリトリーとする地域の顧客像を明確にしてもらいました。その後「イノベーション」として、その顧客にどう対応していけばよいかという改善措置(サービスの商品化)を考えていただきました。
6時間半に及ぶ研修となりましたが、主催者ならびに参加者の満足度が高く、プロセスデザイン及びファシリテーターとして関わった私も嬉しい限りです。
研修の模様は「地域活動体験コーディネーター日記」というブログでレポートされております。よろしかったらご覧下さい。(参加者による研修レポートはこちらから)
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10/04/02 大庭コティさち子さんによる「エッセイトライアングル深堀ワークショップ」に参加してきました。
- 2010年4月7日(水)
唐突ですが、このセミナーを通じてファシリテーター吉崎は「“主張する技術”が、人生を求める方向へ誘ってくれる」という可能性をたくさん感じました。大げさかもしれませんが、たまたま立ち寄った書店で出会った一冊の本の中に、生涯を通じて必要なコミュニケーションスキルが記されてあったのです。(本とは大庭コティさち子著「考える・まとめる・表現する〜アメリカ式主張の技術〜」NTT出版刊)
アメリカでは、幼稚園から12年生まで一貫して「考える/まとめる/表現する」ことを学ぶそうです。なぜならば「何をどのように考えたか」を他者に伝え、分かち合える(説得できる)ことこそが、生きていく上で重要であるという理念があるからです。
多文化共生社会の中で、自分の主張(考え方)を理解してもらう為には、「わかりやすい文章構造」や「興味を引くテーマ設定」、「読みたい、聞きたいと思わせるようなティーシス(Thesis:論題)づくり」が重要になってきます。
私が感心したのは、「考えること/まとめること」を支援する(ファシリテートする)ツールが用意されていることです。それは「Thinking Map(登録商標です)」といい表されています。とってもシンプルなマップたちですが、アイディアを引き出し、つなげ、整理し、新しいアイディアに構築することをサポートしてくれる力強いツールなのです。
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鎌田浩毅式「棚上げ・不完全法」で維持できる学習モチベーション
- 2010年3月18日(木)
今から2ヶ月前、大凡の方は「今年こそは…!」とやってみたいこと、成し遂げたいことを願ったことでしょう。
ところが…桃の節句も過ぎて年度末を迎える今頃、多くの方は「最初の挫折」を感じるのではないでしょうか。
ファシリテーター吉崎もそんな一人…でした。
今年の目標のひとつに「英語の本を読む」というものがあります。何を読みたいかというと…。
・ファシリテーション関係の学術書やレポートなど
・ロバート・B・パーカー作品の原書 とくに「初秋(early autumn)」
この目標を達成するために1月下旬から左記の本をアマゾンで購入し読んでおります。
しかし、これが挫折の連続…でもあきらめるのも癪だからと、克服のための知恵を探しました。
辞書引き学習法を試すが、モチベーションがガタ落ちに
あたりまえですが、表紙をひらけばすべて英語。いやいや開かなくても本全体がすべて英語で書かれています。ファシリテーター吉崎は、まず「辞書引き学習法」を試しました。「わからない単語の書き出し」、続いて「辞書で単語の意味を調べ」、「チェックしながら読み進める」というやり方です。
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- ファシリテーター 吉崎利生
新潟県妙高市在住のファシリテーター吉崎利生が発信しています。
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