ホーム > アーカイブ > 2010年 7月

2010年 7月

10/07/11 カチラボセミナーNo,13「ワークショップ型研修の開き方」ふりかえりシートより

100711WSインフォファシリテーター吉崎が目指す理想の組織像の一つは「学習する組織(ラーニングオーガニゼーション)」です。

私が考える「学習する組織」の定義は至って単純です。

  • 組織に属する個人の人間的な成長こそが、組織の成長に繋がるというビリーフ
  • 組織に属する個人が問題意識を持ち、解決に向けて考え、主体的に行動することが、組織の目指す顧客満足と継続的改善に繋がるというビリーフ
  • 課題解決を具現化するためには、対話ー思考ー行動というプロセスが重要であり、組織のすべての人の関わり合いの質と量こそが具現化を後押しするというビリーフ

ではどうすれば「学習する組織」の状態となることができるのでしょうか?
ファシリテーター吉崎が言えることはただ一つです。「話をすること」、無条件に対話できる関係対話の質と量こそが、組織を「学習する組織」へ導く道と考えます。

続きを読む

  • コメントは受け付けていません: 0
  • トラックバックは受け付けていません: 0

10/08/01 ファシリテーション・グラフィック入門講座〜描いて身に付く「話し合いの見える化術」〜 参加者募集中!

RIMG0177dsファシリテーション・グラフィック(話し合いの見える化術)は話し合いを活性化させる強力な手法です。
なんと言っても導入が容易です。日本語が書ければ誰でもグラフィッカー(書き手)になれます。すぐにでも始めることが出来て、なおかつ効果は絶大、低コストです。

しかし残念なことに、ファシリテーション・グラフィック(話し合いの見える化術)をほとんどの方は知りません
あんなに簡単で、単純で、楽しく、奥深い、効果絶大な手法をほとんどの方は経験したことすら無いのです…。

ペンを持ち、消えかける会話を必至に書き留める…汚くてもいいから文字にする、とにかく書き留める…書き留められた文字を強調してみる。何かが変わる。こちらとあちらを繋ぐ。誰かのつぶやき…すぐに言葉にする。うなづく人あり…共感が生まれる。つぶやきはりっぱな主張に変わった。枠を使って整理する、ツールを使ってもう一度考えてみる。見た目なんてどうでもいい、今ここにある存在を見える化することが大切。そして、同じゴールを目指すためのプロセスを見える化することが大切。見た目よりもどんなアウトプットができたかが大切。〜ファシリテーター吉崎のつぶやき〜

暑い夏の日に、熱いハートで「ファシリテーション・グラフィック(話し合いの見える化術)」セミナーをご案内致します。ご案内が大変遅れてしまい恐縮なのですが、高速道路1,000円を利用して新潟県上越の地にお出でいただくのも一興かと存じます。ご興味のある方は是非ご参加ください。

続きを読む

  • コメントは受け付けていません: 0
  • トラックバックは受け付けていません: 0

10/07/07 ハーモニーとシナジーを体感! 牧田由起・片野大輔・金子陽子 ピアノ三重奏コンサート

100707けやきの森ポスターファシリテーター吉崎は音楽を聴くのが大好きです。
特にライブ感あふれるコンサートであれば、ジャンルを問わず毎日でも行きたいくらいです。

七夕の夜、妙高市文化ホール(HPはこちらから)のホワイエで開催された「One Coin Concert けやきの森の音楽館 ピアノ三重奏コンサート」は、近年のベスト3に入る感動体験でした。

そもそも「ピアノ三重奏」が聴きたかった…というよりは、勝手に応援させていただいているヴァイオリニストの牧田由起さんの「今」の演奏が聴きたくて足を運びました。
なぜなら「One Coin Concert けやきの森の音楽館」というシリーズは、気軽に音楽を楽しむことが目的なので、演奏者と聴衆がとても近く、アットホームな雰囲気のコンサートだからです。
ホワイエというホールのロビーにあたる広いスペースに仮設ステージをつくり、周りに椅子を配置します。そうやって創られた場は、演奏者の息づかいやアイコンタクトがわかるくらいの近さのため、演奏者のエネルギーがバンバン伝わってくるのです。

続きを読む

  • コメントは受け付けていません: 0
  • トラックバックは受け付けていません: 0

NHK総合 こころの遺伝子「技術の前に人間を磨け〜野村克也/運命の人・清水義一〜」に感動!

ファシリテーター吉崎は、月曜日の午後10時から放送されるNHK総合「こころの遺伝子」(番組のHPはこちらから)を楽しみにしています。人生の岐路に立たされた時、勇気を与え、背中を押してくれた恩人とのエピソードを、ゲストとその恩人も交えて紹介する番組です。7/5のゲストは野球解説者の野村克也さん 。恩人は京都府立峰山高校時代の野球部顧問だった故清水義一さんです。

夢を持って入学した峰山高校の野球部は不良の巣窟で、当時の生徒指導主任だった清水先生は「野球部廃部」を唱える急先鋒だったそうです。一計を案じた野村さんは野球を全く知らない清水先生に「野球部顧問(部長)」就任をお願いします。そこから二人の公私にわたるお付き合いが始まるわけです。

人間的成長なくして技術の進歩なし

僧侶でもあった清水先生は、野球部員に対して「巧くなりたいなら立派な人間になれ」と自己啓発を勧めたそうです。このエピソードから、清水先生の教えが野村野球の原点だということがわかりました。

テレビを視ていると、ファシリテーターの悪い癖でツッコミを入れたくなります。ツッコミを入れつつ、野村克也さんの「こころの遺伝子」をまとめてみました。

続きを読む

  • コメントは受け付けていません: 0
  • トラックバックは受け付けていません: 0

「寛容の世界」多田富雄さんのメッセージから繋がった古代ローマの理想「クレメンティア(寛容性)」

2010年6月24日夜のNHK総合「ニュース7」で紹介された故多田富雄(世界的免疫学者であり文筆家 1934-2010)さんのメッセージに衝撃を受けました。

「長い闇の向こう側に希望が見えます。寛容の世界が広がっています。」

2001年に講演先で右半身不随となり、その後懸命なリハビリを続けられた多田さんですが、今年4月21日に前立腺がんでお亡くなりになりました。先のメッセージは亡くなる少し前に、目の動きだけで入力できる特殊な機械を使い、多田さんが残されたメッセージです。

「寛容」とは免疫学でよく用いられる言葉だそうです。対になるのは「排除」。どちらも異物から体を守る働き、免疫反応です。異なるものに対して、徹底的にやっつける、無かった状態にする免疫反応が「排除」ですが、異なるものを一旦受け入れ、共存共栄を図ろうとする免疫反応を「寛容」と言うそうです。

続きを読む

  • コメントは受け付けていません: 0
  • トラックバックは受け付けていません: 0
全2 ページ12»

ホーム > アーカイブ > 2010年 7月

カチラボ主催セミナー情報
「2019年末までに新潟県内の企業や団体に、支援型リーダーを1,000人養成し、人材のインフラづくりに貢献する」ことが、会議ファシリテーター吉崎利生の5年ビジョンです。

【上越市】ホワイトボード・ミーティング®フェア 2019 in 上越(7/6)

詳しくはこちらから

もっと支援型リーダーを育成したい!「話し合いのスキル勉強会(ハナスキ)」の主催者募集中!

地域や団体、職場に支援型リーダー(ファシリテーター)を育成したいと思っている皆さん。育成プログラム「話し合いのスキル勉強会(ハナスキ)」を開催してみませんか?興味のある方はお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから
プロボノで、ワールドカフェ開催を応援します!

【終了しました】ワールドカフェの創始者アニタ・ブラウンさんがホスティングするワールドカフェを体験出来る!

(10/25)「ワールドカフェ20周年記念イベント」詳しくはこちらから

ワールドカフェを開こう!

2名から数千人までの規模で開催可能な対話型会議手法「ワールドカフェ」が今注目されています。ファシリテーター吉崎は新潟県内にワールドカフェを普及させるためワールドカフェ開催応援プランを企画致しました。お気軽にこちらからアクセスください。

講演会等のご依頼について(自治体/NPOの皆様向け)
新しい公共づくり、お任せ型自治と持寄り型自治、市民活動とNPO、市民と行政の協働のあり方、地縁型コミュニティと分野型コミュニティ、町内会や地域づくり協議会の活性化策などをテーマにお話させていただきます。また、2名から2,000人まで開催可能な参加型会議(ワークショップ)の企画運営、ファシリテーター派遣も喜んで承ります。お気軽に「お問い合わせ」からアクセスください。
ファシリテーター 吉崎利生
吉崎利生
新潟県妙高市在住のファシリテーター吉崎利生が発信しています。
皆さんのビジネスの現場や地域を元気にします。
詳しいプロフィールはこちら
検索
フィード
管理者用

このページの先頭へ