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ヨシザキのつぶやき
“すべては内部要因” 6/16 お好み焼き千房社長 中井政嗣氏講演会
- 2009年6月19日(金)
創業から36年目、国内54店舗会議6店舗、グループを合わせた年商が55億円を誇る「お好み焼き千房(ちぼう)」の創業者であり代表取締役社長である中井政嗣氏の講演会に行ってきました。
中井社長は自分の半生を振り返りながら、出来事やその出来事から学んだことなどを力強く、時にはユーモアも交えながら、熱く語ってくださいました。非常に共感できる講演会でした。
講演会聞きながらファシリテーショングラフィックで書き留めた金言を箇条書きにしてみます。
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時に笑い、時に泣く 自分の癒し方
- 2009年6月14日(日)
私が暮らす上越地域には、「高田瞽女(ごぜ)」と呼ばれる盲目の女性たちの芸能組織が昭和40年くらいまでありました。「瞽女さんがおいでなった」と村中にふれが出れば、その夜は大勢の村人が「瞽女宿」に集まり、披露される歌の他に他所の世間話や農作物の話題、縁者知人の消息なども話をしたそうです。
瞽女についてもっと知りたい方は、「小竹勇生山の瞽女宿」の詳細ページへ
瞽女さんが披露する代表的なものとして、祭文松坂や葛の葉子別れ、口説などの悲恋、無情ものがあります。他には暗喩や隠喩をもちいた男女の中を歌うものなどがあります。
「瞽女さんが歌う、この世にあってはならないような悲しい歌を聴きくことで、みんな泣くことができるんだよ。特に女性は泣きに行っていたのかもしれない。」と、昔々ある古老が私に話してくれたことを今でも鮮明に憶えています。
男女の立場、嫁姑の立場が今よりも厳しかった時代では、女性とくにお嫁さんはおおっぴらに泣けなかった、瞽女さんが歌う悲しい歌を聞き、歌の主人公と自分を同化させ、その遣る瀬なさ、悲しさのはけ口として大いに泣くことができる。というのが古老がいう「泣きに行っていた」ということです。
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磨き屋シンジケートの事例から教わった「中小企業だから出来たこと」
- 2009年6月12日(金)
400年の歴史をもつ金属加工の町・燕市にあって、地場産業復活の成功事例として全国的に注目されている「磨き屋シンジケート」、その事務局を担う高野雅哉さんの講演会に出席してきました。
講演の中で印象に残った「中小企業だから出来たこと」をご紹介いたします。
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ヴィクトール・フランクルの「絶望=苦悩ー意味」という公式
- 2009年6月10日(水)
毎週楽しみにしているNHK総合「爆笑問題のニッポンの教養」。
今夜は、目が見えない、耳が聞こえない東大教授・福島智先生が、爆笑問題のマシンガントークを「指点字」で受け止め、とても興味深い知のバトルが生まれました。
福島先生の専門は「障害学」。これまで医療・福祉・教育の視点で語られてきた課題を、社会や文化という面から捉え直していくという新しい学問分野です。
福島先生によると、障害とは近代になって生まれた概念なのだそうです。産業革命が切っ掛けとなり、社会は大量生産を可能にする均質な労働力を求めました。
それは一定程度の労働に耐えうる身体条件を備えた均質な労働者を必要とする社会でもあったわけだそうです。そこからこぼれ落ちる生産能力の低い人間を “障害者”とひとくくりにしたのだと福島先生は主張します。
また福島先生は、幸・不幸の捉え方について(私にも理解できる)公式を示して説明してくださいました。
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アクセシブルデザインというアプローチ
- 2009年6月9日(火)
今夜は社団法人上越青年会議所の主催した社会起業家セミナー第2弾に参加してきました。講師は財団法人共用品推進機構 専務理事 星川安之さんです。財団公式HPはこちらへ
氏は学生時代のアルバイトが縁で「障害を持つ子供のための玩具づくりを仕事にしたい」と決め玩具メーカーのトミーに入社、紆余曲折がありましたが利用が困難な方向けの商品開発を業界団体全体の基準に発展させ、その輪が広がり日本の基準づくり、世界の基準づくりをお仕事にされている方です。
同財団のコンセプトは「誰かにとっての不便さ」を「誰にとっても使いやすい」に変えていくことであり、事業骨子は市場調査ー配慮(工夫)ー国内標準化(JIS規格や法整備等)ー国際標準化(ISOなど)ー普及活動となっています。
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