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「批判してくれた人も僕らにとっては大切な存在…」本田圭佑選手から感じる自己評価の軸出し

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我らが「侍ジャパン」のワールドカップが終わりました。
戦いを進める毎に強くなっていくチームを象徴していたのは、岡田監督はじめ選手のコメントだったと思います。
「チームワーク」「チーム一丸」「選手やスタッフ全員が気持ちを一つに…」等、生成的な発言が日を追うごとに目立っていきました。

そして6/29、パラグアイに破れた後、今大会を振り返った本田圭佑選手のコメントはとても印象的でした。

応援してくれた人も批判してくれた人も
僕らにとっては大切な存在…

本田選手は名古屋グランパス時代からオランダリーグ、そして現在はロシアで活躍する選手であることは皆さんもご承知でしょう。
現状に満足することなく常に新しい目標を求める本田圭佑選手。彼の自己成長を促す自己評価の軸出しをこのコメントから伺い知ることができました。

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10/04/02 大庭コティさち子さんによる「エッセイトライアングル深堀ワークショップ」に参加してきました。

飯田橋駅より 桜と総武線

飯田橋駅より 桜と総武線

唐突ですが、このセミナーを通じてファシリテーター吉崎は「“主張する技術”が、人生を求める方向へ誘ってくれる」という可能性をたくさん感じました。大げさかもしれませんが、たまたま立ち寄った書店で出会った一冊の本の中に、生涯を通じて必要なコミュニケーションスキルが記されてあったのです。(本とは大庭コティさち子著「考える・まとめる・表現する〜アメリカ式主張の技術〜」NTT出版刊)

アメリカでは、幼稚園から12年生まで一貫して「考える/まとめる/表現する」ことを学ぶそうです。なぜならば「何をどのように考えたか」を他者に伝え、分かち合える(説得できる)ことこそが、生きていく上で重要であるという理念があるからです。

多文化共生社会の中で、自分の主張(考え方)を理解してもらう為には、「わかりやすい文章構造」や「興味を引くテーマ設定」、「読みたい、聞きたいと思わせるようなティーシス(Thesis:論題)づくり」が重要になってきます。

私が感心したのは、「考えること/まとめること」を支援する(ファシリテートする)ツールが用意されていることです。それは「Thinking Map(登録商標です)」といい表されています。とってもシンプルなマップたちですが、アイディアを引き出し、つなげ、整理し、新しいアイディアに構築することをサポートしてくれる力強いツールなのです。

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奇跡のリンゴ栽培農家 木村秋則さんの生き様に「演繹法的アプローチ」を感じた夜

体現から発せられる言葉は心にとどく

体現から発せられる言葉は心にとどく

去る1月22日、リージョンプラザ上越コンサートホールにて完全無農薬自然栽培リンゴ農家、木村秋則さんのお話を拝聴してまいりました。

冒頭、前歯がないことを聴衆に詫びられた木村秋則さんでしたが、その後堰を切ったようにご自身の半生を語り始めました。

「私はバカですから…」とご自身を語る木村さん。
完全無農薬、無肥料、無除草剤という日本のリンゴ栽培の常識を全否定することをやってのけた木村秋則さんの話し方は、朴訥とした語り口なのですが、一言一言に力があり、心までズンズンと伝わってきます。また木村秋則さんは言い切る形でお話ししているので、非常に明解でした。

死を覚悟した山中で木村さんが得た「直感」は、「すべての作物にとっての最高の状態とは、土の中(土と土壌微生物群)、土の上(大気)、一緒に育つ他の植物との完全な調和である」(大前提)というものだと推察されます。そして、木村さんは11年という途方もない歳月と極貧状態を耐えながら、その大前提を「観察/仮説/実験/検証」し、「奇跡のリンゴ」として実証に至りました。

ファシリテーター吉崎は、木村秋則さんの生き様から「直感/仮説/検証」という演繹法的アプローチを感じました。そして「リンゴを取り巻くすべてのものとの完全な調和が、リンゴに取っての最高の状態」という「仮説」は、そのまま「組織と個人」、または「社会と組織」という関係性に置き換えられるのではないかと思いました。

久しぶりに達観された方のお話を聴けて身も心も洗われるような気分です。「至誠至天」を貫こうとされる木村秋則さんと国内外の共鳴者の方々に敬意を表したいと思います。ありがとうございます。

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1/22 完全無農薬自然栽培リンゴ農家 木村秋則氏講演会 「答えは必ずある〜自然栽培によるリンゴづくり〜」 参加者募集中!

apple…Think different !

apple…Think different !

青森県在住の完全無農薬自然栽培リンゴ農家、木村秋則さんの講演会が上越市で開催されます。

不可能と言われた、無農薬、無肥料、無除草剤によるリンゴ栽培を完全に成功させ、世間では「奇跡のリンゴ」と言われるようなりました。

NHKの放送では「私はバカですから…」を口癖のように話しておられた木村秋則さん。10年近い無収穫時期を乗り越え、信念にもとづく農業を成功させた木村さんのお話は一度は聴いてみたいと思ってました。こんなチャンスを与えて下さった関係者の皆様に感謝いたします。すぐに定員になると思いますからお早めにどうぞ!

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たいよう ばんざい ざいざいざい NHKスペシャル「ふしぎがり〜まどみちお百歳の詩〜」に感動!

日が昇り、日が沈むことは、天が与えてくれた、あの日を迎えるための「れんしゅう」である

日が昇り、日が沈むことは、天が与えてくれた、あの日を迎えるための「れんしゅう」である

新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

お笑い番組ばかりが目立つ新春特番でありますが、「第86回東京箱根間往復大学駅伝競走」(詳しくはこちらから)とNHKスペシャル「ふしぎがり〜まどみちお百歳の詩〜」(詳しくはこちらから)には心が洗われました。

中でも百歳を迎えた詩人・まどみちおさんの日常を追ったNHKスペシャルは、先生の衰えることを知らない瑞々しい感性を、詩と創作のエピソードを織り交ぜながら紹介する、すばらしい番組でした。

まどみちおさんはご自身を「ふしぎがり」といい、日課の散歩では木々のざわめき、陽の光、虫たちの営みや水面をゆらす魚の動き等々、森羅万象に興味をもたれ、感じたことはすぐ「言葉」にされます。

知らない人がいないであろう童謡「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」、「ふしぎなポケット」、「いちねんせいになったら」の作詞者であるまどみちおさんを、詩人の谷川俊太郎さんは「顕微鏡の目と望遠鏡の目をもつ詩人」と称していました。引き合いに出したのはイギリスの詩人、ウィリアム・ブレイクの以下の詩でした。

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ファシリテーター 吉崎利生
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新潟県妙高市在住のファシリテーター吉崎利生が発信しています。
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