- 2010年7月6日(火)
- ヨシザキのつぶやき
ファシリテーター吉崎は、月曜日の午後10時から放送されるNHK総合「こころの遺伝子」(番組のHPはこちらから)を楽しみにしています。人生の岐路に立たされた時、勇気を与え、背中を押してくれた恩人とのエピソードを、ゲストとその恩人も交えて紹介する番組です。7/5のゲストは野球解説者の野村克也さん 。恩人は京都府立峰山高校時代の野球部顧問だった故清水義一さんです。
夢を持って入学した峰山高校の野球部は不良の巣窟で、当時の生徒指導主任だった清水先生は「野球部廃部」を唱える急先鋒だったそうです。一計を案じた野村さんは野球を全く知らない清水先生に「野球部顧問(部長)」就任をお願いします。そこから二人の公私にわたるお付き合いが始まるわけです。
人間的成長なくして技術の進歩なし
僧侶でもあった清水先生は、野球部員に対して「巧くなりたいなら立派な人間になれ」と自己啓発を勧めたそうです。このエピソードから、清水先生の教えが野村野球の原点だということがわかりました。
テレビを視ていると、ファシリテーターの悪い癖でツッコミを入れたくなります。ツッコミを入れつつ、野村克也さんの「こころの遺伝子」をまとめてみました。
- 技術の前に人間を磨け
- では、どんな人間をめざすか? 感性人間をめざせ!
- 感性人間とはどんな人間か? 個人としては目的意識、目標を常に持つ人間である。組織にあっては常に問題意識を持つ人間である。
- どうすれば感性人間になれるか? まず知識を身につけること。本を読む、人の話を聴く。そして考える、理解する、行動することである。
- 自己実現のPDCA(計画/実行/評価/改善)サイクルを回そう!(これはファシリテーター吉崎の願望です)
心が変われば 行動が変わる
行動が変われば 習慣が変わる
習慣が変われば 人格が変わる
人格が変われば 運命が変わる ーウィリアム・ジェームスー