- 2010年6月13日(日)
- セミナー参加者の声
会議は何の為にやるのでしょうか?
私は、よい結果を求める為に会議を行うと考えます。
では、会議をやらなければより良い結果が求められないのでしょうか?
会議はアイディア創造、現状分析、合意形成と意思決定の場です。組織のメンバーをロボットのように動かしたいのであれば、会議とりわけタスク志向型会議はなくてもいっこうに差し支えありません。
しかし結果を出す為に、たくさんのメンバーから具体的なアクションを起こしてもらわなければならない場合、その方々の自発性と自律性を高め、行動を引き出す為の会議運営を心がけるべきでしょう。
今回のテーマである「なっとく会議運営術」とは、会議の参加者が自発的自律的に課題解決に関与し、行動を起こすことを目的とした会議の運営術なのです。その為には、運営者(もしくは会議オーナー)自身が会議運営方法を見直すべきだと考えます。
セミナーでは、ふりかえり手法である「KPT(ケプト)」をベースに、Visual Toolsを用いて現在の運営方法の棚卸しと課題の整理と問題の発見、解決の為のフレームワークを創造していただきました。
参加された皆様は非常に意欲的な方々ばかりで、6時間近いセミナーにも集中して取り組んでおられました。今後はそれぞれの現場でフレームを活用していただき、課題解決に努めていただければ幸いです。ファシリテーター吉崎も応援しております。
以下「ふりかえりシート」より転載
「なっとく会議運営術」の理解度を5段階評価でご記入下さい。
レベル1/0人、レベル2/0人、レベル3/0人、レベル4/2人、レベル5/2人
「なっとく会議運営術」を仕事や活動に活用できそうですか?
活用は難しい/0人、どちらかと言えば活用は難しい/0人、活用できるかもしれない/0人、自身の努力次第で活用することが出来ると思う/2人、すぐに活用することができる/2人
「活用できるかもしれない」以上に◯をされた方は具体的な活用イメージを、「どちらかといえば活用はむずかしい」以下に◯をされた方は、その理由をお書き下さい。
- (自分の組織にあった会議運営為の)様式を作ってみる
- (なっとく会議運営術)研修を報告して、いずれは(自分の組織にあった会議の運営のやり方を)提案すると宣言する
- 発想の転換。本質の判断にはマーケティングが必要
- 何かの組織のリーダーになった時に役に立つと思う
- 自分に足りなかったもの、見えなかったものが明確化され、それを日常業務に利用できると思うから
今日のセミナーを受講して良かったと思うことは…
- あいまいだった課題が手法を使い整理できたこと
- 課題の取り組み方について具体的に計画することができたこと
- 今まで不足していた「ふりかえり」が大切だと気がついたこと
- 問題解決の流れがイメージできたこと
- 課題を「見える化」すると改善への道すじが見えてくるという事がわかった。
- セミナーを通して自己を見れたこと(傾向)
今日のセミナーを受講して残念に思うことは…
- (同じ組織の)メンバーと一緒に参加したかった。会議手法を共有できたら良いと思う。
- 役員として苦労する前にもっと早く(このような手法を)知りたかった。
- 時間が足りない、セミナーの内容をもう少し深く掘り下げて欲しい。
その他気がついたことをお書き下さい。
- 人数が少なくて驚きましたが、一人一人の課題が深く掘り下げられて、自分の課題だけでなく、他の参加者の課題も分かり、ともて参考になりました。
- 今まで知らなかったことを学べたので大変に参考になりました。友人にも分かりやすく、得たことを伝えたいと思います。面白いセミナーでした。ありがとうございました。
- 同様なセミナーを組織内で受けて欲しい!!強い希望。できれば希望者を募り、セミナーを行いたいです。講師をお願いしたいです。
ファシリテーター吉崎のふりかえり
私の力不足で参加者少なく、多様な価値観を持つ参加者との交流を希望されていた方にはご迷惑をお掛けしました。
しかし少ないことが幸いし、参加者が持ち寄った課題にじっくりと取り組むことができました。
組織開発の手法であるファシリテーションは、その理念や手法が組織風土となったときに最大の効果をもたらすと考えます。
ようするに組織全体で取り組み、自分たちの組織に合わせてブラッシュアップさせていくことが大切です。
参加者の皆様の現場での奮闘に期待を込め、今後ともフォローしたと思っております。頑張って下さい。