- 2009年5月10日(日)
- ヨシザキのつぶやき
カチラボのセミナー情報にある「プレゼンテーションと模造紙の書き方講座」開催の元となる「平成21年度妙高市地域の元気づくり活動助成事業 公開審査会」が昨日開催されました。
助成金は大きく二つに分かれています。
- 小さな成功体験事業 単年度 上限5万円 書類審査のみ
- 地域のやる気事業 複数年度(3年まで) 上限1年目30万円、2年目以降100万円 公開審査会でのプレゼンと書類審査
小さな成功体験事業には8団体が、地域のやる気事業には1年目4団体、2年目3団体、3年目2団体がエントリーされました。
10分の制限時間内に、模造紙に書いた事業内容を説明したり、熱い思いを歌やジェスチャー、小道具などを使い発表しておられました。
幸いエントリーされたすべての団体が交付団体基準点をクリアーされ、助成金を交付される可能性を確保されました。
実際にいくら交付されるかは、今月下旬頃各団体に通知されるそうです。
団体の大小に限らず、市民活動はややもすれば利己的な活動になりがちです。
この助成金のスキームをつくる時に私が助言させてもらったことは、敷居の低さと競争原理の導入です。
また公の場において審査、発表、アピール、評価されるという「壁(能力をストレッチさせるもの)」を設定することでした。
このようなプロセスを経て公共性、公益性が醸成されると信じています。
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- 小林純子 2009年5月10日(日)
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評価される壁の設定はいいですね。大事な項目だと思います。
今後は、交付団体がわくわく感を持って進めることが成功の大きなポイントだと感じました。 - ファシリテーター吉崎 2009年5月12日(火)
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小林さん レスありがとうございます。
第三者への視点がないと事業内容がアップスケール、およびグレードアップしません。
そして第三者からの評価がないと事業目標達成についての検証ができません。
上記のようなことに対する「チャレンジ」を「わくわく感を醸し出してくれる原動力」ととらえていただくとすばらしいのですが。NPO法施行から10年が過ぎ、市民活動団体も「質の時代」に入ったと感じています。