- 2011年10月8日(土)
- ヨシザキのつぶやき
こんなに早く「その日」が来るとは思っても見ませんでした。LC630からPerformer5440,Power PC G3,Power PC G4,iBook(G3),Powerbook(G4),iMac(2010)と20年近くMacを使い続けて来たファシリテーター吉崎にとって、Steve Jobsは明るい未来を創造し続けてくれた存在でした。
マウスでアイコンをダブルクリック、すぐにソフトが立ち上がり、写真やイラスト入りの書類をデザインすることができる最初のマック(Macintosh)はまさに魔法の箱でした。それは当時小さかった娘も同じで、マウスより小さな手で「キッドピクス」を立ち上げ、絵を描き、自分にしかわからない言葉でファイルを保存し、満足そうに微笑む…。当時、本当のパーソナルコンピューターはApple社の製品だけでした。
スティーブ・ジョブスが世に送り出すものは、モノ(ハード)とコト(ソフト)が共通の思想でデザインされていました。それは直感的であり、ワクワクするようなストーリーに溢れ、あらゆるものがシームレスで繋がっている(繋がる可能性がある)ことを予感させるものでした。
知的で未来的なライフスタイルを仮説化し、物語に落し込み、直感的なデザインに具現化して顧客に提供する。閉塞感に満ちあふれた今日、スティーブ・ジョブスが示してくれた「デザイン思考」をファシリテーター吉崎も持ち続けたいと思います。