- 2009年9月12日(土)
- ヨシザキのつぶやき
去る9/10、「けやきの森音楽館 牧田由起・京谷ひとみジョンイントコンサート」にいって来ました。
フランス語でロビーを意味する「ホワイエ」は、ホールにはない開放感があります。特に妙高市文化ホールの「ホワイエ」は野外のような雰囲気があり、まさしく「けやきの森音楽館」と呼ぶにふさわしい舞台です。
聴衆にとってうれしいのは、プレーヤーとの距離が非常に近いことです。
曲の演奏をスタートするお二人のアイコンタクトに始まり、お互いがお互いの音を体全体で受け止めている姿、演奏時の息づかいや繊細なニアンスを奏でる折に見せる表情は、音の繊細さと相まってプレーヤーの想いが心の奥にまで達するように感じました。
なんと言っても、お二人の才能は圧巻です。
京谷ひとみさんの集中力と表現力は、マリンバという楽器の可能性を十分に引き出し、我々に伝えてくれます。重低音から高音まで余すところなく表現された「イリヤッシュ」は京谷ひとみさんのさらなる飛躍を予感させるものでした。MCでのお茶目な姿を披露してくれたところもファンとしてはうれしかったです。
牧田由起さんの演奏を聴くのは6年ぶりくらいでした。まず感じたことはその表現力に厚みが加わったことです。「踊り明かそう」の音色は、主人公イライザの歓喜の歌声でした。「カノン」は私に天使の存在を信じさせてくれるに値する感動を与えてくれました。「チャルダッシュ」は牧田さんの卓越した技術と共に、年齢と一緒に重ねて来た表現力を余すところなく感じさせてくれました。
終演後、久しぶりにお話しさせていただき、本当にうれしく楽しかったです。
ファンの一人として、お二人の若き才能に幸多からんことを願ってやみません。私の人生を楽しくしてくれるお二人の存在に乾杯!
プログラムは以下のとおりです。
- おもちゃのシンフォニー(L・モーツァルト)
- 踊り明かそう(F・ロウ)
- 初恋(E・モリコーネ)
- 愛のテーマ(E・モリコーネ/A・モリコーネ)
- カノン(J・パッヘルベル)
- イリヤッシュ(ジブコビッチ)
- 砂山(中山晋平)
- あんたがたどこさ(関東地方民謡)
インターミッション
- AMERICAN WAKE(B・ウィーラン)
- フリーンスリーブス(イギリス民謡)
- 人生のメリーゴーランド(久石譲)
- 蘇州夜曲(服部良一)
- やさしさに包まれたなら(荒井由美)
- リズムダンス(ヴィッティバー)
- チャルダーシュ(V・モンティ)
アンコール ふるさと(岡野貞一)
京谷ひとみさんが参加されているユニットの最新アルバム
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- ひとみ 2009年10月12日(月)
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吉崎さん
ご丁寧なコンサートレポどうもありがとうございます!!!
お話出来たら良かったのに・・・。またどこかで私を見かけたら声をかけてください。新潟を元気に・・・。素晴らしいですね!私も同じ思いです^^@
音楽を愛する人が沢山いるこの街にハッピーな音楽を沢山届けて皆を笑顔にしたいです♪
まだまだ駆け出しですがどうぞ応援よろしくお願いします。
CDの宣伝まで・・・本当にありがとうございます。 - ファシリテーター吉崎 2009年10月12日(月)
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>ひとみさん
コメントありがとうございます。
何を隠そう、私も新井中学校吹奏楽部パーカッション(シンバル担当)でした。
そうなんです、ひとみさんのだ〜いぶ先輩にあたります。
由起さんともご縁があり、あのコンサートは本当に楽しかったです。
私もひとみさんも、人をハッピーにすることを生きる目的にしている思います。
いわば同じ道を歩む同士です。
今後ともできる限り応援させてくださいね。
Have a happy music ! and wonderful audiences !