- 2009年7月6日(月)
- セミナー参加者の声
「市民まちづくり学習塾 雪下駄」様のご依頼により、第11回目の例会に「会議ファシリテーター」として参加させていただきました。主催者さまのご好意により、私がお手伝いさせていただいたことを報告いたします。
提供したコンテンツ
- 例会の目的、ならびに成果目標の明確化(事前に役員様向けにワークを行いました)
- 当日のプログラムデザインのご提供(グループワークのコンテンツづくり)
- 当日のグループワーク対応(テーブルファシリテーターならびにグラフィッカー)
当日のタイムスケジュール
10回の学習会の総括 講師・服部年明先生 30分
グループワーク(過去10回の勉強会を経て、何を感じ、どう動き出すべきかを所定の書式に記入し、発表する) 30分
各班からの発表(各班の班長が発表し、服部先生よりまとめていただく) 30分
工夫した点
今回の成果目標は「次なるアクションの芽を明確にしたい」というご要望がございました。
しかし、グループワークが30分と短く、意見集約も工夫しないとタイムオーバーになる可能性がありました。
ファシリテーター吉崎としては、A4紙にテンプレートを作成し、参加者自らが意見を記入し発表していただくことで、効率化と「行動の芽」の明確化を模索致しました。 また、各班長さんの下にファシリテーション・グラフィッカー(議論の記録者)を即成で確保し、各班長さんの負担を軽くいたしました。
ファシリテーションひとくちメモ
意見集約型会議(ワークショップ)では、意見をしっかり出していただいた後のまとめが重要です。この作業をなおざりにすると参加者から不信感を招きます。そのため、どんな意見がどのくらい出ていたのか、それはどんな傾向だったのかを主催者は受け止め、まとめることが重要です。
「市民まちづくり学習塾 雪下駄」様は、上越市高田地区を中心に60~70名の方々が2ヶ月に一度、まちづくりに関する勉強会や交流会を開催されている民間団体です。平成26年開業予定の北陸新幹線を千載一遇のチャンスととらえ、上越地域のまちづくりをざっくばらんに話をしていこうという熱意にあふれる団体です。
今後は具体的なアクションが始まると思いますが、ご成功をお祈り致します。