ホーム > ヨシザキのつぶやき > Jリーグに学ぶ『まちづくり』

Jリーグに学ぶ『まちづくり』

2年間かけて新潟県妙高市の「市民活動の仕組みづくり」に携わったことがあります。

初年度は、半年かけて「市民活動支援の為の指針」を作成。
市役所から委嘱されたメンバーがワークショップを重ね、市役所担当と恊働で作ったものです。
民間メンバーにとっては市民活動支援に対する「意識の共有化」に役立ちました。

2年目は、前年度委嘱されたメンバーが自主的に「支援の仕組みづくり」をプランニング。
この計画を作る上で参考にしたのは「Jリーグの成功事例」です。
私が提案したもので、2つの大きな流れがあります。

  1. 参加者を増やす→地域クラブ制→下部組織や普及活動等
  2. エキスパートを育てる→J1やJ2、地域リーグといった体制。フル代表やアンダー◯◯といった国際大会への積極的な参加等→スーパースターが生まれる

まちづくりにも上記の流れが使えないかと考えました。

参加者を増やす」→まちづくりや地域づくりに関心がある人、関わったことがある人…のように「他人事」ではなく「自分事」として感じる、考える、行動できる人を増やすことです。

エキスパートを育てる」→たくさんの人が関心をもち、関わり始めると必ず先頭を走る人が出てきます。マラソンの先頭集団のイメージです。
エキスパートが生まれることは、全体の底上げにもなるし、成功や失敗といった経験知を学ぶチャンスも生まれます。

このアイディアから生まれたのが、妙高市の「地域の元気づくり助成金事業」です。
民間の市民活動支援団体は3年で活動に終止符を打ちましたが、この助成金の仕組みは今年で4年目を迎えます。
完全なものではありませんが、民間と行政が恊働で創った市民活動を支援する小さな仕組みと言えます。

5月9日に、申請団体がプレゼンテーションをする平成21年度の公開審査会が行われます。
さて今年はどんなアイディアが飛び出すのか、乞うご期待!

初夏のブナ林は清々しい

初夏のブナ林は清々しい

ホーム > ヨシザキのつぶやき > Jリーグに学ぶ『まちづくり』

カチラボ主催セミナー情報
「2019年末までに新潟県内の企業や団体に、支援型リーダーを1,000人養成し、人材のインフラづくりに貢献する」ことが、会議ファシリテーター吉崎利生の5年ビジョンです。

【上越市】ホワイトボード・ミーティング®フェア 2019 in 上越(7/6)

詳しくはこちらから

もっと支援型リーダーを育成したい!「話し合いのスキル勉強会(ハナスキ)」の主催者募集中!

地域や団体、職場に支援型リーダー(ファシリテーター)を育成したいと思っている皆さん。育成プログラム「話し合いのスキル勉強会(ハナスキ)」を開催してみませんか?興味のある方はお気軽にお問い合わせください。お問い合わせはこちらから
プロボノで、ワールドカフェ開催を応援します!

【終了しました】ワールドカフェの創始者アニタ・ブラウンさんがホスティングするワールドカフェを体験出来る!

(10/25)「ワールドカフェ20周年記念イベント」詳しくはこちらから

ワールドカフェを開こう!

2名から数千人までの規模で開催可能な対話型会議手法「ワールドカフェ」が今注目されています。ファシリテーター吉崎は新潟県内にワールドカフェを普及させるためワールドカフェ開催応援プランを企画致しました。お気軽にこちらからアクセスください。

講演会等のご依頼について(自治体/NPOの皆様向け)
新しい公共づくり、お任せ型自治と持寄り型自治、市民活動とNPO、市民と行政の協働のあり方、地縁型コミュニティと分野型コミュニティ、町内会や地域づくり協議会の活性化策などをテーマにお話させていただきます。また、2名から2,000人まで開催可能な参加型会議(ワークショップ)の企画運営、ファシリテーター派遣も喜んで承ります。お気軽に「お問い合わせ」からアクセスください。
ファシリテーター 吉崎利生
吉崎利生
新潟県妙高市在住のファシリテーター吉崎利生が発信しています。
皆さんのビジネスの現場や地域を元気にします。
詳しいプロフィールはこちら
検索
フィード
管理者用

このページの先頭へ